哲学の道の観光コースにもよく紹介されている大豊神社(おおとよじんじゃ)。
哲学の道沿いにあり、狛ねずみで有名な神社です。
京都観光がお好きな方は一度くらい耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ところでこの大豊神社ですが、哲学の道のどのあたりにあるのでしょう。
- アクセスや駐車場は?
- 拝観料はいるのかな?
- 見どころは?
そんなことを疑問に思っている方もいらっしゃるでしょうね。
このブログではそんな大豊神社についてご紹介しています。
大豊神社について
この鳥居は「哲学の道」の西側に少し進んだところにあります。
大豊神社(おおとよじんじゃ)の参道が哲学の道沿い東側に隣接しているので、ここを通らずに参拝される方も多いです。
大豊神社(おおとよじんじゃ)は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、応神天皇(おうじんてんのう)、菅原道真(すがわらのみちざね)を祀っています。
少彦名命(すくなひこなのみこと)は大国主神と国づくりをしたとされています。医薬の神様
応神天皇(おうじんてんのう)は、勝運の神、武の神や出世開運の神様です。
菅原道真(すがわらのみちざね)は、学問の神様で有名ですね。
大豊神社の参道にかかる大豊橋です。
この日は、おじさんが笹船をここから疏水に落とす占いをされていました。
無料でされているようでしたね。
このおじさん何者かわかりませんが、哲学の道を通る人や大豊橋にいる人に声をかけていました。
外国人の方にも説明されていました。
ちなみに、画像は大豊橋から北側に向かう哲学の道です。
こちらは、大豊橋から南側の哲学の道です。
大豊橋です。ここを渡って参道を進めばすぐに大豊神社があります。
大豊橋に大きな石灯籠があり、大豊神社の説明も。
大豊橋を渡ると石畳の参道が続きます。
ここにも案内板があります。
椿と狛ねずみ、枝垂紅梅の名所として書かれています。
ここには、狛犬が鎮座。
拝観料
境内に入る際に拝観料は無料です。
神社によっては無料と有料に分けられているところもありますが、こちらは全て無料で見ることができました。
神社やお寺は本来そうであるべきかもしれません。
手水舎
参道を進んでいくと手水舎があります。
社務所・授与所
手水社からすぐに社務所・授与所があります。
観光トイレ
向かって右手には観光トイレがあります。
7時から17時
境内中央にはねずみの置物がいろんなところに置かれています。
本殿
887年(仁和3年)宇多天皇の御悩平癒祈願のために、贈正一位尚侍藤原淑子(ふじわら の しゅくし/よしこ)が勅命を奉じた勅願社。少彦名命を東山三十六峰、第十五峰目の椿ヶ峰に奉祀して創建されました。
現在地になったのは、1017年から1021年の寛仁(かんにん)年間とされています。
それ以来、鹿ヶ谷、法然院、南禅寺一帯の産土神(うぶすながみ)として信仰を集めています。
後に、応神天皇、菅原道真を合祀しています。
大豊神社の見どころ
神社の規模としてはそれほど大きくはありませんが、歴史のある大豊神社ですから、見どころも多くあります。
本殿には狛へびが鎮座していましたが、他にもまだまだ鎮座しています。
本殿向かって右側に稲荷社と大国社があります。
狛ねずみ(大国社)
末社の大国社の狛ねずみが有名で、ねずみの社とも呼ばれています。
大国主神(おおくにぬしのかみ)をねずみが助けたという話から狛ねずみだそうです。
狛ねずみの後ろには、ねずみの絵馬です。
狛狐(稲荷社)
稲荷といえば、商売繁盛・五穀豊穣の神様。
本殿の左側には愛宕社と日吉社。
狛鳶(とび)
愛宕社の狛鳶(とび) 鳶は天狗のモデルである。
愛宕山を空からお守りしている鳶ともいわれています。
狛猿
日吉社の狛猿です。
猿は山王権現(さんのうごんげん)の使いといわれています。
招福良縁の石
本殿手前左側に招福良縁の石があります。
腰を掛けたり、手で触れてみて招福良縁が叶といいですね。
枝垂紅梅
大豊神社の神花として、椿、枝垂紅梅、紫陽花、山野草など四季折々に楽しめます。
特に椿と枝垂紅梅は有名ですね。
上の画像は初夏ですから緑の葉でよくわかりませんね笑
と言うことで、
こんな感じです。来年の春には自分で撮影したいですね。
御朱印
御朱印帳がなかったので書き置きの御朱印を御拝受いたしました。
1種類400円で、1セット(3種類)なら1000円です。
せっかくなので6種類全部御拝受いたしました。
日付は書いてくださいました。
御朱印帳があれば下の画像の手書き御朱印を御拝受できます。
初穂料は令和4年7月現在のものです。
変更等ある場合がございますので、神社でご確認ください。
おみくじ・お守り
社務所・授与所にはおみくじやお守りなどいろいろ販売されています。
狛ねずみはもちろんのこと、その年毎の干支のものなどたくさんありますよ。
大豊神社へのアクセス
自動車・二輪車
駐車場数台分、駐輪場もあります。
ただし、石畳の参道を通り境内右奥側になりますから観光シーズンなど繁忙期には通行できないでしょう。
人がいなければ車も通りやすいですが、ここに人が多く歩いているとちょっと無理でしょうね。
神社に駐車できない場合は、付近にコインパーキングが多数あります。
ただし、観光シーズンなどは満車になっていることが多いです。
駐車場を探す時間や、駐車待ちの時間を考えると、できるだけ公共交通機関をお使いになった方がいいかもしれませんね。
京都駅から
市バスの系統や通行ルートは変更になる場合がございます。
最新の情報は京都市交通局でご確認ください。
京都駅前 (京都市バス)のりばA1から
京都市バス 5系統に乗車
乗車時間:約40分 土日祝日観光シーズンなど渋滞している場合はもう少し時間がかかります。
真如堂前(しんにょどうまえ)下車
徒歩約10分
阪急電車から
四条河原町 (京都市バス)のりばH(北行き)から
京都市バス 5系統に乗車
乗車時間:約20分 土日祝日観光シーズンなど渋滞している場合はもう少し時間がかかります。
真如堂前(しんにょどうまえ)下車
徒歩約10分
四条河原町 (京都市バス)のりばH(北行き)から
京都市バス 32系統に乗車
乗車時間:約20分 土日祝日観光シーズンなど渋滞している場合はもう少し時間がかかります。
宮ノ前町 (みやのまえちょう)下車
徒歩約6分
四条河原町 (京都市バス)のりばE(東行き)から
京都市バス203系統 に乗車
乗車時間:約20分 土日祝日観光シーズンなど渋滞している場合はもう少し時間がかかります。
真如堂前(しんにょどうまえ)下車
徒歩約10分
バス停からの距離では32系統宮ノ前町が一番近いです。
5系統、203系統は真如堂前の一つ前の東天王町からだと徒歩で1、2分くらいの差です。
京阪電車から
丸太町京阪前 (京都市バス)東行きから
京都市バス 93系統(錦林車庫行)に乗車
乗車時間:約7分 土日祝日観光シーズンなど渋滞している場合はもう少し時間がかかります。
真如堂前(しんにょどうまえ)下車
徒歩約10分
丸太町京阪前 (京都市バス)東行きから
京都市バス 204系統(銀閣寺・高野行)に乗車
乗車時間:約7分 土日祝日観光シーズンなど渋滞している場合はもう少し時間がかかります。
真如堂前(しんにょどうまえ)下車
徒歩約10分
93系統、204系統ともに真如堂前の一つ前の東天王町からだと徒歩で1、2分くらいの差です。
バスで移動ならこのサイトが便利
「バス・鉄道の達人 歩くまち京都」というサイトが便利です。
出発地と目的地を記入するだけでバス停の場所や周辺の案内。
何系統のバスに乗れば良いのか、目的地までの乗車時間や時刻表なども調べられます。
地下鉄・バス1日券
京都市営地下鉄・市営バス全線、京都バス(一部路線を除く)、京阪バス(一部路線を除く)、JRバス(一部路線を除く)が1日乗り放題です。京都市内のほぼ全域をこの1枚の乗車券で回れます。地下鉄とバスを上手に組み合わせて移動することで、時間短縮ができ、効率よく移動できます。京都市内の約60箇所の施設で割引等の優待が受けられます。観光にもお出かけにも大変便利でお得な乗車券です。
令和6年6月1日から運行開始しました「観光特急バス」にもご乗車いただけます。清水寺・祇園・銀閣寺への観光にぜひご利用ください。
発売価格
大人1100円 小児550円
有効期間
1日券 ご利用日1日 (24時間券ではありません。)
発売場所や使用法など詳しくは
地下鉄・バス1日券
大豊神社まとめ
大豊神社は千年以上歴史のある神社です。
哲学の道沿いにある、狛ねずみの社とも言われて知る人ぞ知る神社です。
狛ねずみが有名ですが、狛犬はもちろんのこと狛鳶、狛猿、狛狐、狛蛇が鎮座しています。
一度のお参りで多くのご利益がありそうですね。
大豊神社に参拝の際に、お時間に余裕があるなら哲学の道付近の他の名所もご覧になられることをお勧めします。
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