京都は歴史のある神社やお寺が数多くあります。
江戸時代なら最近では、なんてことを言われる人もいるくらいです。
今回はうさぎの神社としても有名な岡崎神社を参拝いたしました。
知る人ぞ知る神社ではありますが、どのあたりにある神社なのか知らない人も多いでしょう。
駐車場の有無や参拝時間や所用時間なども気になりますよね。
御朱印はあるのか?お守りは?
参拝時の模様を紹介しましょう。
岡崎神社について
東天王 岡崎神社(ひがしてんのう おかざきじんじゃ)
子授け・安産・厄除けの神です。
御祭神:速素盞鳴尊(すさのをのみこと)・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)
桓武天皇が延暦十三年(七九四)長岡京より平安京に遷都する際に、王城守護の為平安京の四方に建立された社の一つで、陽のいずる都の東(卯の方位)に鎮座する事から東天王と称したとされています。
清和天皇が貞観十一年(八六九)社殿を造営し、後醍醐天皇も元応元年(一三一九)に当社を御再建。
平家物語では東天王を官幣(かんぺい・かんべい)四十一所の一つに加えている。
治承二年(一一七八)には、高倉天皇の中宮の御産の奉幣(ほうべい・ほうへい)を賜ったことから、安産の神として祈願されています。
室町時代享徳元年(一四五二)には征夷大将軍足利義政が修造、幕府とも関係が深い。
祀ることをはじめた、王城守護方除の勅願より、方除厄除神としての信仰が絶えず、厄除け祈願はもとより、地鎮祭等の建築に関する祭事の申し込みが多い。
昔から、岡崎神社の一帯はうさぎの生息地であったことから、うさぎは氏神様の神の使いと伝えられている。
御祭神が八柱もの御子神をもうけられ、うさぎが多産であることから子授けの神として祈願信仰されています。
以上東天王岡崎神社社務所の説明より
岡崎神社の見どころは
ずばり!うさぎです。
とはいえ、別にうさぎを飼っているわけではありません。
氏神様の神使いとされているうさぎから本殿や境内にはうさぎがいっぱいです。
狛犬ならぬ、狛うさぎや手水屋形の子授けうさぎ像などかわいいうさぎがそこここで見られます。
こちらのうさぎは、撫牛(なでうし)ならぬ、撫(なで)うさぎだそうですよ。
撫でることによりご利益があるとか。
頭を撫でれば頭がよくなり、不調なところを撫でて治ることを願うといいそうです。
ここを撮影される方が多いですね。かわいいうさぎが並んでいます。
手水舎には黒御影石でできた子授けうさぎ像がありました。
なんでも、月を仰ぎ体に力を満たしたうさぎであり、水を掛けてお腹を擦り祈願すると、子宝に恵まれ安産になるそうです。
近づくと水がでるようになっています。
黒御影石なので黒光りして、ちょっと微妙な感じのうさぎ像です。でもご利益ありそうですね。
ちなみに、狛うさぎだけでなく狛犬も鎮座されています。
宮繁稲荷神社
倉稲魂神(うがのみたまの神)
蛭子大神(えびす神)
大国主大神(大黒神)
商売繁盛の神です。
参道の左手にあります。
雨社
大山祇命(おおやまつみのみこと)
句々廼馳命(くくのちのみこと)
国挟槌尊(くにさつちのみこと)
豊宇気媛命(とようけひめのみこと)
闇象女命(みづはのめのみこと)
元は如意々岳(大文字山)の山中の石祠に鎮座していたとのこと。
全国にも珍しい竜神様で、天雨の恵みにより五穀豊穣を祈る雨乞いの神。
安目社とも呼ばれているようで、目の病気がなおるご利益があるそうですよ。
この近くにもうさぎがいました。
本殿の回り
ここには、招き兎がいます。
金運と縁結びご利益ありそうです。
提灯にもうさぎが描かれています。
参拝のあと本殿を左からぐるっと回ってみました。
岡崎神社の前は丸太町通りという交通量の多い道路なのですが、そんな車の音が気にならないほど静かな場所です。
なにか別世界にいるように錯覚してしまうようでした。
朝早めだったこともあり人も少なかったので余計に静でした。
結婚式もできます。
式場は石段をあがった奥ですね。
御朱印は
御朱印は書置きのものを拝受いたしました。
300円でした。
御朱印帳にも書いていただけます。
いっしょに岡崎神社の案内文もいただきました。
こちらの受付は参道の右側にあります。
狛うさぎの近くで、すぐにわかります。
お守りやお札、絵馬にかわいいうさぎのおみくじ等いろいろな授与品がありました。
授与品を撮影しょうと受付の方に尋ねると御霊が入っているので撮影はご遠慮くださいとのことでした。
よく見ると撮影禁止の張り紙がありました。
目の前にあったのに見落としていたようで、謝罪いたしました。
笑顔で対応してくださったので良かったです。(笑)
しかし、神社によっては授与品の撮影OKのところもあったので
違いがわからないですね。
ひょっとしたら今回境内の写真の中にも撮影NGもあるのかな。
でも撮影禁止等は書いてなかったように思うのですが。
アクセス・駐車場
市バス「岡崎神社前」で下車・32系統、203系統、93系統、204系統が止まります。
徒歩約1分
市バス「東天王町」で下車・5系統がとまります。
徒歩約3分
市営地下鉄「蹴上駅」で下車・徒歩約15分1㎞ちょっとあります。
歩く距離は長くなりますが、時間的には市バスと違い繁忙期でも時間どおりの運行です。
なお、市バスの系統や通行ルートは変更になる場合がございます。
最新の情報は京都市交通局でご確認ください。
京都市営地下鉄
京都駅
京都駅から京都市営地下鉄烏丸線・国際会館行[発] 2番線
乗車時間:約5分
乗り換え:烏丸御池駅から京都市営地下鉄東西線・六地蔵行[発] 2番線
乗車時間:約5分
蹴上駅で下車:徒歩15分ほど
次の蹴上駅からでも時間はそんなに変わりません。
距離で1kmちょっとあります。
歩く時間は少しありますが、観光シーズンなど繁忙期はバスと違い時間通りに計画できます。
ただ、蹴上駅から岡崎神社へ行くまでに観光地が多くあり寄り道したくなると思います。
バスの場合
市バスの系統や通行ルートは変更になる場合がございます。
最新の情報は京都市交通局でご確認ください。
乗車時間は目安です。
観光シーズンや土日祝日など車が渋滞した場合は遅れることが多いです。
京都駅
京都駅前 (京都市バス5系統)のりばA1
乗車時間:約40分
東天王町で下車 :徒歩約3分
阪急電車
四条河原町 (京都市バス 203系統)のりばE(東行き)
乗車時間:約20分
岡崎神社前で下車: 徒歩約1分
四条河原町 (京都市バス5系統)のりばH(北行き)
乗車時間:約20分
東天王町下車 :徒歩約3分
四条河原町 (京都市バス32系統)のりばH(北行き)
乗車時間:約16分
岡崎神社前で下車:徒歩約1分
京阪電車
三条京阪前 (京都市バス5系統)のりばD
乗車時間:約14分
東天王町下車:徒歩3分
四条京阪前 (京都市バス203系統)のりばA(東行き)
乗車時間:約17分
岡崎神社前で下車: 徒歩約1分
丸太町京阪前 (京都市バス93系統・204系統)東行き
乗車時間:約8分
岡崎神社前で下車: 徒歩約1分
バスで移動ならこのサイトが便利
「バス・鉄道の達人 歩くまち京都」というサイトが便利です。
出発地と目的地を記入するだけでバス停の場所や周辺の案内。
何系統のバスに乗れば良いのか、目的地までの乗車時間や時刻表なども調べられます。
地下鉄・バス1日券
京都市営地下鉄・市営バス全線、京都バス(一部路線を除く)、京阪バス(一部路線を除く)、JRバス(一部路線を除く)が1日乗り放題です。京都市内のほぼ全域をこの1枚の乗車券で回れます。地下鉄とバスを上手に組み合わせて移動することで、時間短縮ができ、効率よく移動できます。京都市内の約60箇所の施設で割引等の優待が受けられます。観光にもお出かけにも大変便利でお得な乗車券です。
令和6年6月1日から運行開始しました「観光特急バス」にもご乗車いただけます。清水寺・祇園・銀閣寺への観光にぜひご利用ください。
発売価格
大人1100円 小児550円
有効期間
1日券 ご利用日1日 (24時間券ではありません。)
発売場所や使用法など詳しくは
地下鉄・バス1日券
自動車・二輪車
駐車場は数台駐車できますが、狭い境内に入って行かなければいけません。
繁忙期や、結婚式などがあると駐車できないと思います。
自転車やバイクは駐車場付近に空きがあれば駐輪できます。
自動車の場合は近くにはコインパーキングも多数あります。
ただ、紅葉の繁忙期などは、どこも駐車場は満車の場合が多いのでご注意を。
タイミングが良ければすぐに止められますが、運次第ですね。
岡崎神社の所要時間はゆっくり見ても1時間もあれば十分です。
さっとなら20分~30分でも回れますから、コインパーキングでもそんなに料金が加算されないと思います。
また、少しだけ離れていますが、506台駐車できる岡崎公園駐車場もあります。
とはいえ、こちらも平安神宮をはじめ観光地がいっぱいの地域ですから
秋の紅葉シーズンなど繁忙期には満車になることもあります。
岡崎公園駐車場から岡崎神社までは約850m徒歩で10分ほどです。
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