霊鑑寺【京都】見どころは?春と秋の特別公開|椿や御朱印にアクセス

霊鑑寺

寺社仏閣の多い京都。

有名なところもあれば地元の人しかしらないような隠れた名所も数多くあります。

霊鑑寺は、通常は公開されていませんが春と秋に期間限定で特別公開されています。

京都に住んでいても、意外と行ったことがないという人が多いのではないでしょうか?

「椿の寺」や「谷の御所」とも呼ばれている霊鑑寺門跡の見どころをご紹介いたします。

目次

霊鑑寺について

霊鑑寺
霊鑑寺

霊鑑寺は正式名を円成山霊鑑寺(えんじょうさんれいかんじ)です。

臨済宗南禅寺はに属する門跡寺院です。

ちなみに、門跡寺院とは皇族・公家が住職を務める特定の寺院のことです。

承応(じょうおう)3年(1654年)に後水尾天皇(ごみずのおてんのう)が山号と寺号を勅許し

皇女浄法身院宮宗澄(じょうほっしんいんのみやそうちょう)を得度入寺させたことが始まりです。

明治維新まで5人の皇女皇孫が入寺しています。

そこから、「霊鑑寺尼門跡」、お寺の場所が鹿ケ谷(ししがたに)ということで「鹿ケ谷比丘尼(びくに)御所」

または「谷の御所」などと呼ばれています。

霊鑑寺の見どころ

春は椿、秋は紅葉どちらも行きたいところです。

通常非公開の霊鑑寺ですが、春と秋には期間限定で特別公開されています。

私としては、春が良いかなと思います。

「椿の寺」とも呼ばれるほどですからね。

山門(表門)

石段を上った所に山門があります。

門を入って左に受付があり拝観料を払います。

霊鑑寺の拝観券とリーフレットそして、この日はチラシもいただきました。
旅行会社の企画ものツアーもありけっこう人が多かったです。

大人:800円  小学生:400円 幼児:無料
団体 15名以上 720円  

料金は2023.3月のものです。改定されている場合がございますのでご注意ください。        

門を入ってすぐに目につく建物、ここで御朱印などを拝受できます。
画面右側が玄関です。

お参りした後の帰りにもここを通ることになるので御朱印は後で拝受することにしました。

受付の奥にはお手洗い。通路に椿があり建物も和風です。

門を入って左の突き当りには石仏が。

大玄関

玄関には椿で飾り付けされています。

年ごとで飾り付けが少し変わるようです。

中門

玄関の東側すぐに中門があります。

この門を入って右側に日光椿(じっこうつばき)があります。

門を入って正面ばかりきにして撮影していませんでした。

日光(じっこうつばき)は花芯が赤です。(京都市指定天然記念物)

日光椿(photAcより)

ちなみに、月光椿は花芯が白です。

月光椿(photAcより)

庭内には100種類以上の椿があります。

木札に椿の名前が書いてあるのでわかりやすいですよ。

池泉鑑賞式庭園

書院前の庭園です。いろいろな種類の椿もそこここに咲いています。

書院

内部は撮影不可です。

中央奥に見えるのが本堂です。

画像手前は書院です。書院と書院前庭(右側)の間に通路があります。

本堂に行く石段の周りにも椿が咲いています。

本堂

本堂は狭い石段を上った左側にあります。

本堂前や書院で係りの人がいろいろ説明してくださいました。

建物内は撮影不可なので遠目から撮影いたしました。

本堂をすぎると庭園が広がっています。

本堂をすぎて少し行くと土蔵があります。

天満宮鎮守社

土蔵の横に鎮守社があります。

霊鑑寺を守護するために祀られた神様ですね。

庭園

本堂をすぎてから庭内が広がっています。

見渡す限り数多くの椿が咲いていました。

秋は、紅葉がきれいな庭園です。

途中に床几もあり休憩もできます。

庭園は撮影できますが、建物の中は撮影は不可でした。

ただし、建物の中から外の撮影は大丈夫です。

所要時間は、さらっと見るだけなら30分ほどですが、せっかくの特別公開ですからもう少し時間をかけて見るのもいいでしょう。

私は1時間以上いました。

御朱印

御朱印は通常のものが2種類あります。1枚300円

春限定のものが1枚400円

妙見さんの御朱印が300円と400円のものがあります。

秋も同じような感じです。

洛陽十二支妙見めぐり(らくようじゅうにしみょうけんめぐり)の卯の札所ということもありうさぎの形もありますね。

私は妙見さん御朱印普通の形と春限定ピンクの御朱印にしました。書置きの御朱印です。

御朱印を入れくださる封筒の椿と文字がいいですね。

妙見菩薩(みょうけんぼさつ)

妙見菩薩(みょうけんぼさつ)は霊鑑寺の山門に続く石段の向かって左側にあります。

霊鑑寺は春と秋の特別公開以外は入れませんが、こちらの妙見さんはいつでもお参りできます。

京都では、洛陽十二支妙見めぐり(らくようじゅうにしみょうけんめぐり)というものがあります。

十二支ということで、妙見菩薩を祀ってある十二カ所の寺院をお参りするということです。

京都御所の紫宸殿を中心にして、十二支の方角に祀られた妙見菩薩があり、東に位置する霊鑑寺は卯(う)ですからうさぎですね。

今年はうさぎ年ですから、参拝されるのもいいかもしれませんね。

十二カ所の寺院は意外とひっそりとしたところも多く何回かにわけてゆっくり巡ってみるのもいいのではないでしょうか。

札番山号寺号通称宗派所在地
子(北)日洋山善行院西陣の妙見宮日蓮宗京都市上京区新町通上御霊西入る妙顕寺前514
丑(北北東)広布山本満寺本満寺の妙見宮本山日蓮宗京都市上京区寺町今出川上る2丁目鶴山町16
寅(東北東)法華山道入寺修学院の妙見さん日蓮宗京都市左京区修学院茶屋ノ前町2
卯(東)円成山霊鑑寺鹿ケ谷の妙見さん臨済宗南禅寺派京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町12
辰(東南東)示現山満願寺岡崎の妙見さん日蓮宗京都市左京区岡崎法勝寺町130
巳(南南東)常照山日體寺清水の鎮宅妙見宮日蓮宗京都市東山区清水4丁目151
午(南)福昌山本教寺伏見大手筋の妙見さん日蓮宗京都市伏見区東大手町778
未(南南西)成就山法華寺未の方の妙見さん日蓮宗京都市下京区島原西新屋敷中之町108
申(西南西)法喜山慈雲寺島原の妙見さん日蓮宗京都市下京区松屋町通五条下る藪之内町627
酉(西)小倉山常寂光寺小倉山の妙見宮日蓮宗京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
戌(西北西)金映山三宝寺鳴滝の妙見宮日蓮宗京都市右京区鳴滝松本町32
亥(北北西)清雲山圓成寺鷹峯の岩戸妙見宮日蓮宗京都市北区鷹峯北鷹峯町24
引用Wikipedia

霊鑑寺へのアクセス

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